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2008年10月

旅行の計画

普段から暇があれば旅行を計画する旅好きな私ですが、イギリスは格安の航空会社が多く飛んでいるため、企画力さえあれば非常にお手頃に旅行の計画を立てることが出来ます。自ら旅行を計画するのが好きな人のために、私が使っているサイトを幾つがご紹介します。

まずロンドンから飛んでいる格安航空会社といえば、以下の二つが有名です。

easyJet
http://www.easyjet.com/en/book/index.asp

Ryanair
http://www.ryanair.com/site/EN/

いずれの航空会社も1ポンドくらいからヨーロッパのあちこちに便を飛ばしています(空港使用税等を含めるとそれなりの額にはなってしまいますが)。もっとも街の中心地から離れた空港を使うことが多いので、そこは考慮に入れないといけません。

事務所に入ってから数ヵ月後に新人研修でロンドンに来た際には、一週間休みをくっつけてロンドンからeasyJetでジュネーブに飛んでZermattでスキーを楽しんだのですが、その時は片道10ポンドくらいだった記憶があります。ロンドンの地下鉄の初乗りが4ポンドなので、「飛行機だけは安い」と感動しました。
ちなみにドイツ人はかなりの旅好きらしいのですが、ドイツには「行き先は空港に行ってからのお楽しみ」な格安航空会社があるそうです。一番安く飛ばせるところに飛行機を飛ばし、乗客もお楽しみ的な要素を楽しむんでしょう。

ホテルの予約はロンドンに知り合った知人に教えてもらったこのサイトが便利そうです。

Booking.com
http://www.booking.com/

通常ネットの予約サイトは予約即確定のところが多いのですが、こちらは宿泊日直前までキャンセルが可能です。なので、気になったらとりあえず予約を入れて、直前にもっといいオファーがあればそちらを予約することが可能。かなり便利(湖水地方のホテルの予約はこのサイトを使いました)。

宿やレストランを含め、初めて行くところのことを詳しく知りたいときは、NY時代から愛用しているこのサイトがイチオシです。

Tripadvisor
http://www.tripadvisor.com/

このサイトのクチコミは非常に新しいものが多く、かつ詳細なレポートが多いので非常に参考になります。例えば「ここのホテルは現在隣の敷地でホテルを建設中なので騒音が酷くオススメしない」といったような非常に新鮮な情報が入手できるので非常に参考になります。

レストランについても街の名前を入力するだけでその街のレストランランキングを表示してくれるので、価格帯を見ながら自分の行きたいところを選ぶことができ、非常に重宝します。アメリカを横断したときもこのサイトを参考にしてエルパソ、アルバカーキ、サンタバーバラ、サンフランシスコのレストランを選びましたが、どこも秀逸でした。

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湖水地方

やっと銀行口座の暗証番号が届き(こちらの銀行は動きが非常に遅く、口座開設の申込みをしてから実際にお金を下ろせるようになるのは1ヶ月前後はかかるようです)、NYからの引越しの荷物も届いて生活が落ち着き始めたので、そろそろ本格的に動き始めようと思い来週末は湖水地方にドライブに行くことにしました。

Langdales

ロンドン入りしてから一ヶ月くらいでまだまだ旅行の勝手も分からないので、当初は日系の旅行会社による1泊2日電車で行くツアーに参加しようかと思ったのですが、週末は電車の接続が悪く片道5時間くらいかかるとのこと。仕方がないのでレンタカーを借りていくことにしました。片道270マイル(430キロ)なので結構かかりそうですが、金曜仕事を定時で上がって湖水地方の手前30マイルくらいまで走り、土日を向こうで過ごして日曜夜に再び車を飛ばしてロンドンに戻る予定です。


大きな地図で見る

こちらのレンタカーの店舗は(ちょっとあり得ない気はするものの)大体日曜は閉まっているので、日曜夜は近所の駐車場に入れて月曜朝一番で返却→そのまま出勤します。駐車料金は30ポンドくらいするのでちょっとした出費ですが、円安なので多少は心理的なダメージが和らいでいる感じです。

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Recession

イギリスの経済は16年ぶりのマイナス成長だそうで、景気後退の波が深刻化してきましたようです。つい数日前まで忙しそうにしていたルームメイトのイギリス人弁護士も、ディールが幾つか死んでしまったようで、ここ2日間くらいは非常に暇そうにしていました。

ということで、私が恐らくロンドンで忙しくなるのはほぼあり得ない感じになってきました。

もっとも、非常に面白い時期にロンドンに来ることが出来たとは思います。昨年はNYでアメリカ経済がサブプライムの問題を発端に崩れていくのを目の当たりにし、現在はその波がロンドンを襲っている姿を目の当たりにできているので。

超有名なブログなので御存じの方も多いかと思いますが、こちらのブログではサブプライムに端を発した世界的な金融危機の点も含めて様々なテーマを明快に解説してくれます。興味のある方はご覧になってみて下さい。

池田信夫blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo

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為替

友人に給料を円建てでもらっているのかポンド建てでもらっているのか心配されるくらい円高が進行してます。

こちらに来た当初は1ポンド210円くらいだったので、ポンドの給料を円に換算して「おぉこんなにもらえるのか。うっしっし」と思っていたのですが、こちらに来てから1ヶ月であっという間に1ポンド140円台に。

140円で計算すると日本にいた頃より給料が減ることになり、「まじやってらんねぇ」状態です。

今はポンドの蓄えがあるわけではないので特に問題ないですが、帰国する際には円安になっていてもらわないとかなり深刻な事態になります。

だって1万ポンド頑張って貯めても210万円と140万円じゃ偉い違いでしょ。新居の敷金礼金相当分くらいの金額が為替差損で飛んでいきます。FXもびっくりの差損です。

来年の夏には円安になることを神に祈るばかりです。

さて、為替とは全く関係ない話題なのですが、最近うちのオフィスの道路を挟んだ向かいに新しくメキシカンのお店がオープンしました。

毎日お昼時にはすごい行列が出来ているので、あそこは行列するほどうまいのかと同僚の上海からの出向者に尋ねたところ、どうやら開店キャンペーンで店周辺の法律事務所(私の所属先を含む)・会計事務所・投資銀行(昨日10%の人員削減を発表した最大手)の人にタダでブリトーを配っているとのこと。

巷の人から見れば高給取りの人々が無料で配られるブリトーを貰うべくこぞって並ぶのを見て、「あぁイギリスにも遂に不況(Recession)の波がやってきたんだなぁ」とつくづく感じるのでありました。

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グローバルファームの売上

イギリスの新人弁護士との2週間半に渡る研修が終わり、一息つきました。

一息ついたのと同じタイミングで、毎週配布されるLegal Weekにグローバルファームの売上をはじめとした興味深い数字が載っていたので、今日はそれをご紹介。

2008年度の売上トップ5は以下のとおり。

1.  Clifford Chance (UK) 26.6億ドル
2.  Linklaters (UK) 25.8億ドル
3.  Freshfields (UK) 23.5億ドル
4.  Baker&Mckenzie (US) 21.8億ドル
5.  Skadden Arps (US) 21.7億ドル

2008年度に売上が20億ドルを超えた事務所は8、10億ドルを超えた事務所は17でした。

弁護士一人あたりの売上は、上述トップ5のうち1つを除いて100万ドル前後、Profit per Equity Partner (PEP:パートナー1人あたりの利益)はトップ5に入っているUKファームに関しては皆200万ドルを超えており、UKファームのPEPトップ5にいずれも名を連ねております。

恥ずかしながら今まで私はグローバルな法律事務所がどのくらいの売上を上げているか等の数字を見たことがなかった(日本ではこういった情報を見かけることはまずない)のですが、今回この記事を見てびっくり。2000億円とか売ってるんですね。法律事務所は純粋にサービスを売っている業態なので、形のないものを売ってここまで数字を挙げる業態って他にあまりないんじゃないかと思います。

しかもPEPに記事で公表されている各事務所のパートナー数を掛けると、トップ5に名を連ねているUKファームは売上の30%強から40%強がパートナーの取り分になっており、これまた驚きの数字です。それっておいしすぎませんか?

こちらに来てから読んた所内誌で、「我が事務所のパートナーの1人が、『ロンドンで最もセクシーな億万長者弁護士』のベスト3に選ばれました」なんて記事が載っていましたが、なるほどこの数字を見れば納得です。

ちなみにこのランキング、トップ100までランキングを発表していましたが、日本の事務所は名を連ねていませんでした。ちなみに100位の事務所の売上は3億5千万ドルです。UK、US以外ではオーストラリアから幾つかランクイン、あとEU諸国からローカルな事務所が幾つかランクインという感じです。

もっとも最近の金融市場の混乱により、Legal Weekでも各事務所の人員削減の記事をあちこちに載せていますので、業界全体として楽観できる状況ではないのは確かだと思います。

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再開

NYを引き払ってからアメリカ横断して日本に渡ったものの、日本での滞在先の実家は諸事情により未だにネット接続がダイアルアップで(笑)、しかもロンドン入りしてからもネットを引くのに手間取ったので、長らくブログを放置していました。

で、やっと家にネットが引けたので、今後はぼちぼちロンドンでの生活も綴っていこうかなと。

しかしロンドンはサブプライムの余波で大変なことになってますね。日経もダウも凄い勢いで転がり落ちていってますが、EUはEUでアイスランドの銀行TOP3がそろって国有化され、ネットバンキングをイギリス内で展開していたアイスランドの銀行は全口座を凍結したためイギリスは大混乱。国のGDPを遥かに上回る総資産を誇る銀行群を支えきれないアイスランド政府は、(マネーロンダリングの関係でお付き合いが深いとの憶測のある)ロシアから緊急に借入を画策。

イギリスの銀行はB&Bを始め国有化の流れが止まらず、私の出向先のオフィスも賑わうのは銀行のリストラクチャリングの案件ばかり(Private Equityは完全に死亡です。借入が出来ずレバレッジをかけることができないので)。

イギリスでも不動産は大打撃を受けているようで、不動産部門の弁護士はどこの事務所でも首切りにあってます。まぁばしばし人員削減が行われている金融の世界に比べればまだまし、といったところでしょうか。

幸か不幸かおかげで仕事は余りなさそうなので、世の中の流れを注視しつつ、ヨーロッパをあちこちふらふらしたいと思います。

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