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FRBが

ついに利下げに踏み切りましたね。

米FRB、政策金利を0.5%引き下げ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000003-yom-bus_all

こちらでウォールストリートジャーナル等を読む限りでは、利下げによる景気に与える好影響は限定的ではなかろうかという論調があったようなのでちょっと驚きました。授業ではグリーンスパンの金融政策がどうたらこうたらという話が雑談でたまに出てきたりするのですが、その辺には全く疎くついていけません。

記事を見ると利下げを受けてダウが急反発しているようですね。ちょうどCorporate Financeの授業で政策金利が下がると理論的には株式の価値を上方修正する効果がある(株式のValuationは将来にわたって分配される配当を現在価値に割り引いた数値を用いて計算するため、割り引く際に使用するDiscount Rateが下方修正されると、現在価値は増大する)という話を聞いたばかりだったので、ほほぅと思った次第です。円安に振れると円建てのクレジットカードの決済額が増大してしまうので、個人的には政策金利の引き下げはちょっと困るのですが。

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コメント

書きまくりだな。

このペースが落ちない事を祈ります。

俺、三ヶ月で挫折したから。

投稿: tetsurou | 2007年9月19日 (水) 20時39分

金利については論理的には金利が下がると経済が活発化するということになっているけど、それはファンドなどへの金で金を稼ぐ業界へ影響は大きいけど、実業系企業に対する影響は限られるような気がしますね。

というのは、特にいまの日本経済のように、大企業の多くが自前でキャッシュを沢山持っている場合には、金利が下がったからって、ここで借りておこう、という発想になりにくいきがするんだよね。(上のはアメリカの話だけど)

また、中小企業においては金利が下がる事と、借り入れ可能枠が増える事は別の話なので、ここに対する影響も限定的な感じがする。

つまり、既存の借り入れが変動利率だった場合に負担が軽くなる、という効果はあるけど、新たな動きには意外とつながりにくいのでは、というのは実際に経営をやっている側の人間からの正直な感想。

ウォールストリートジャーナルの「利下げによる景気に与える好影響は限定的ではなかろうか」という意見は、上記の点を考慮しての事と思われます。

それに対して株価が上がっているのは、多くの会社に存在する銀行からの長期借入金や、新規社債発行の際の利率が下がるので、結果的に最終利益が上方修正されることによることを見越したものではないかと思われます。


政府などの行うマクロ的経済政策の影響が大きかったのは昔の話で、資金調達手段が多様化している現在、思い通りに経済状況を変化させる為にはもっと別の具体的な施策が必要じゃないかなぁ。


ちなみに、地場の中小企業を元気にして、そこで働いている人の収入を増やすには、中小企業に対する特別融資枠というか、政府保証枠みたいのを発行すれば効果抜群だろうね。

特に弱っていた中小企業や街の商店が生き返ること間違いなし。

ちなみに、中小企業や商店などで働いている人は収入が増えた際の支出の増える割合が大きいので、実体経済への直接的効果が結構望めそうな気がします。

ただ、実際にはこれ以上借り入れできない人たちに枠を作って保証するわけだから、そんなことしたら焦げ付く保証が沢山出るだろうけどね。

でも、それを税金で消化するのも結果的には経済政策にお金支払うのと同じ事、と考えれば出来なくも無いかもしれない。


・・・と書きはじめるとキリが無いのでこの辺で失礼します。ではでは。

投稿: kawabata | 2007年9月22日 (土) 01時07分

>tetsurouさん

まぁぼちぼち書いていきます。今のところあまりしょっちゅう飲みに出たりしていないため、予習さえ片付けば暇はあるので。

>kawabataさん

遅ればせながら感が非常に漂う中最近養老孟司の「バカの壁」を読んだのですが、その中で「実の経済」と「虚の経済」という言葉が使われていました。kawabataさんの議論と重なるような気がするなぁと思いながら読んでいました。

”政府などの行うマクロ的経済政策の影響が大きかったのは昔の話で、資金調達手段が多様化している現在、思い通りに経済状況を変化させる為にはもっと別の具体的な施策が必要じゃないかなぁ。”

との点については、中央集権的な政策の限界と同じような話なのかなぁと何となく思いました。

つまり「秩序が何もない状態」から「それなりの秩序がある状態」を創出するには中央集権的な仕組みで世の中の構造をゴリゴリ変えていく必要があったのかもしれないが、「それなりの秩序がある状態」が出来上がった後は、「それぞれの地域に応じた秩序」に修正していくために地方分権的な仕組みに変えていかなければいけないのではないかと。

ちなみに養老さんは「カースト制度はワークシェアリングである」と書いておられました。インド旅行で一緒に見たものの意味がこの一言で分かった気がしました。

投稿: yutakataka | 2007年9月26日 (水) 11時36分

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